モロッコ編1 ~砂漠とラクダの魅力~

モロッコと言えばどのようなイメージでしょうか?古くはモロッコが舞台の映画「カサブランカ」が有名ですよね。ジブラルタル海峡を渡ればヨーロッパというアフリカ大陸からの玄関口であるモロッコ。スーク、砂漠、ラクダ、クスクス、バブーシュ…モロッコの魅力を一人旅した記憶とたどりながらご紹介します!

目次

位置

アフリカ大陸の北西部にあり、北は地中海に面しており船でスペインに渡ることが出来ます。
東はアルジェリア、南はサハラ砂漠が広がり、西は大西洋に面しています。

正式名称・言語・宗教

モロッコ王国。使用言語はアラビア語とベルベル語です。 国教はイスラム教ですが、信仰は自由とされております。

モロッコの観光どころ! ⓵サハラ砂漠の夕日と日の出

モロッコと言えば、やはりサハラ砂漠でしょう!砂漠を体験するためにモロッコに行く方も多いのではないでしょうか。ごつごつ浩然とした岩肌が見えるような砂漠だけではなく、丘陵の美しい砂丘が広がります。

砂漠の玄関口ワルザザートからメルズーカ大砂丘まで4WDをチャーター出来ます。バスもあるりますが、人数が集まったら途中に断崖が壮観のトドラ渓谷への観光を組み込めるチャーターが良いでしょう。

また目の前に何もない、道路すらないどこまでも広がる砂漠をを4WDで突っ走るのは爽快。道がないのに迷わず目的地に着くことが出来る現地ドライバーはさすがです。

メルズーカの砂丘の目前にホテルがあり、ホテルを出ればそこに砂丘がつながっていたので、砂丘の夕日やの日の出を見るには絶好。

空に徐々にオレンジが広がり、闇とオレンジが入り混ざる空がとても幻想的。砂漠で泊まるならぜひおすすめします!

モロッコの観光どころ! ②ラクダにのって砂丘をめぐる

ひとこぶラクダの乗り心地はかなり疲れるものです。ふたこぶラクダならこぶの間に座れば安定するだろうに、ひとこぶラクダの乗り心地と言ったら、ずるずるこぶから落ちそうになるので必死でこぶにしがみつくため体力消耗します。

4時間ラクダに乗って砂丘を巡ったのですが、砂漠の奥へ奥へとラクダ引きに連れられて行くと、どこを見渡しても四方八方が砂丘…。空間の感覚が狂ってくらくら目が回りそうになります。

砂漠で迷ってしまうのは、単に目標物がないだけではなく、次元の感覚が通常とは異なっており、異次元世界に来た感覚になってしまうからではないかと感じました。

砂丘にのぼることを甘く見てはいけない

100m前後の高さの砂丘が連なっています。とラクダを引きの彼が「砂丘に上ってこい!」と。なんのことはないだろうと思いましたが、とんでもない!

まず何がきついかと言うと、砂丘に登るにつれ猛列な砂嵐が吹いてきて体中に砂がバチバチと音を立ててあたります。その痛いことったらありません…。

コンタクトを使用していたので水中ゴーグルを装着して笑われていましたが、この砂嵐にはかなり役に立ちましたのでおススメします。

砂丘はその姿を常に変えると言われるように柔らかい砂で出来ています。鳥取砂丘のように踏み固められてかたくなっていません。

風に飛ばされそうになりながら必死で砂丘を登っていくのですが、ずぶずぶと砂に足をとられ、そのうちに足元の砂が崩れていく…。全身の筋肉を総動員し一歩一歩踏み進めるのは砂との熾烈な戦いです。

全精力を尽くして砂丘の中腹までのぼり頂上は断念。一人の男性のみ頂上までたどり着きました。

ほぼ登れずじまいだった男性二人を横目で笑い、彼らより上まで登ったことに得意になった女子一人でした。

砂漠に行くなら肌の露出を極力控えて!

帰ってきてシャワーを浴びると髪の中から鼻の穴・耳の穴の中から砂がじゃりじゃり出ること出ること!

さばくに行くときは防塵対策が必要です。特に砂丘にのぼるなど、砂嵐が激しい時は肌にあたるととても痛いです。そのため、帽子、ゴーグル(水中やスキー用など隙間がないもの)、ウィンドブレーカー、手袋、マスクなどで砂が直接体に当たらないようにしましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする