今回はモロッコの旅で地域の人々と触れ合うことが出来た公衆浴場とベリーダンスのショーでの一夜についてお伝えします!
目次
モロッコの生活⓵ ~公衆浴場ハマム~
砂漠地域のお風呂とは…。
フェズで入った公衆浴場ハマムは日本のようにお湯がたっぷりある浴槽につかるのではなく、ちょろちょろ流れるお湯を使って体を洗い、蒸気で温まる蒸し風呂です。
観光客を相手にしているわけではないので、看板も特になく(あったのかもしれませんが英語表記はないです)現地の人に教えてもらって行ってみたというわけです。
ハマムの中は薄暗いくつかあるライトがぼうっと光っている中、脱衣所で衣類を脱ぎ、浴場へ。何をどうしていいのかよくわからないので現地の女の人達と声を交わし(全く意味はわからない)見様見真似で体を洗いました。
全く観光客もおらず、初体験の薄暗いハマムで庶民の中に混じり少々おじけづきながらも若干必死になって体を洗った記憶があります(笑)
モロッコで観光客相手ではない現地の人と裸の付き合いをするチャンスがハマムにはあります!ただしアラビア語での会話になりますので、ジェスチャーと笑顔で楽しみましょう!
モロッコの生活② ~ベリーダンスでディスコ?~
モロッコの芸能と言えばべリー-ダンスが有名です。今は日本でも知られ習い事でもメジャーになっておりますが、20年前の当時は日本ではベリーダンスはあまり知られておらず生まれて初めて触れるベリーダンスは未知の世界でした。
旧市街から市街地に出て、夜のベリーダンスのショーに行ってみました。それは今の日本でイメージするベリーダンスとはだいぶ違っていると思います。
日本人のベリーダンサーはぼんきゅっぼんのナイスバディーな色気のある若い女性が多いですが、本場はまさにド迫力!
かなりふくよかで、お腹のお肉が何層にもなった大ベテランの御年50近くと思しき女性が、大事なところ以外は露出されている衣装で全身のお肉を揺らしながらゆったりと舞います。そしてダンスの合間にお肉を揺らしながらお客に近づいてくるので、お客は衣装のひもの間にお札(チップ)を挟むのです。
ダンサーのおばちゃまはお札でいっぱいになったお腹を揺らしながら踊ってはお客の間を練り歩いてお札を挟んでもらっていました。
私もせっかくなので挟んでみました!おばちゃまも嬉しそう^^
ショーの中にお客のダンスタイムもあり、お客同士で自由に踊って楽しむことができます。いわばクラブやディスコと同じ存在なのでしょうか?
観光客向けというわけではなく現地のお客さんが多く来て踊っています。お客の一人である目鼻立ちの美しいモロッコ人のお姉さんが、手を取って踊りに誘ってきました。せっかくですので恥ずかしがりな日本人も異国の地で楽しくはしゃいでみましょう!
まとめ
海外を旅していると、寄ってくる現地の人はしつこい客引きであったり、はたまた、あの手この手で旅行者を騙そうとする人も悲しいながら少なからず(いや多いです…)おります。
そのため、純粋な現地の人と触れ合ったり生活感を感じられるハマムやベリーダンスのショーはおススメです!おじけずに飛び込んでみてください^^