タイは日本からアクセスが良く日本人のメジャーな観光地です。親日国でもあり「微笑みの国」というキャッチコピーがあるように穏やかな雰囲気を持っているタイ人は日本人にとって馴染みやすいと思います。またタイ料理も日本人の口にあいます。タイの魅力を実際に体験したハプニングとともにお伝えできたらと思います。
目次
タイの位置
東南アジアの中心に位置し、ミャンマー(ビルマ)、ラオス、カンボジア、マレーシアと国境を接しています。
タイの正式名称・言語・宗教
タイ王国。言語はタイ語。山岳部の少数民族には独自の言語があります。国民の90%以上が仏教を信仰していますが、信仰の自由が保護されています。
タイ・チェンマイでの本格的!山間 象のりツアー
チェンマイは夜にたくさんの屋台が出る夜市が有名です。飲食の露天から可愛い雑貨や衣類のお店までたくさんあります。そのほかにチェンマイでお勧めしたいことは、象のり・川下りツアーです。
せっかくタイに来たなら象にのりたい!しかも、アユタヤなどの観光施設でチョコっと乗るようなお味見体験ではなく、本格的な象のりを!と思いました。同時に川下りも出来る日帰りツアーをチェンマイで探し、到着したその日に申し込みました。
とは言え、安全第一で慣らされている日本人の観光客はある程度象のりコースが整っていて、整備された船で川を下る、と想定するのではないでしょうか。
まず象にのる場所に行くためにどんどん山奥に車で入っていきました。「え、こんな山奥まで?大丈夫かなあ~」と思いながら連れていかれます。
木が茂った山の中腹の斜面からスタートする象のりです。そして、道なき道を象はゆっくり歩いていきます。ぬかるみを歩いたり、木々の間の細い坂道を登ったり下ったり。ゆらゆら大きく揺れるので象から落ちそうになることも。おっかなびっくりしながらまさに本格的象のりです。
象使いはまだ小学生くらいの男の子で、ちょこんと象の頭に乗ってバランスを保っています。ゆらゆら揺れるたびにキャーキャー騒いでいる観光客とは大違いでした。
タイ・チェンマイでのサバイバルなイカダ川下り
象に揺られながら、川下りの始点にやってきます。山の中の、何もないただの川です。日本人が想像する、待合室や受付小屋、乗船所など全くありません。
そして、船ではありません。木を組んだだけのイカダです。しかも昨日雨が降ったということで、水かさが多く、水流もなかなか激しい…。本当に乗るの??
日本の安全面に配慮が行き届いたツアーに慣れていると若干の焦りが出てくるでしょう。着替えを持ってくればよかった…、生きて帰れるだろうか…、家族に最後に連絡を…などの思いが交錯しました。このツアーを選んだことさえ後悔したり。
救命ベストが配られ船頭一人、乗客2~3人でイカダに乗ります。水量が増し水流が激しい川にイカダはざぶんざぶんとうねりながら流されます。間もなくドボン!とイカダから川に滑り落ちてしまいました。ここで死ねない!必死でイカダにつかまりました。
船頭さんや同乗していた友達の助けもありすぐにイカダに戻ることはできましたが、サバイバル過ぎるこのツアー内容に日本とのカルチャーショックを受けた瞬間でした。
しかし一度川に落ちて下着までびしょぬれになってしまうと、逆にあきらめがついてこの状況を受け入れ、日本の常識の枠を破ってサバイバルなスリルを楽しめるようになっていました。川下りが終わるころには大はしゃぎ。
まとめ
帰りもまた象の背に乗って帰りましたが、大自然の中、山の道なき道を象に乗るという、安全を最重視した日本ではそうそう経験できないことが出来て嬉しくてたまりませんでした。
はじめは気が引けた日本では経験しないようなサバイバルなツアーも、タイの自然豊かなチェンマイならでは!
もちろん川も雨後のため通常よりはかなり流れが激しくはありましたが死ぬほどの激流ではなかったので、その点はツアー催行者がきちんと見極めていたのでしょう。命あってのものですので、ツアー選びの際に信頼できるツアー会社かどうかの確認は必要です。