モロッコ編3 ~魅惑のマラケシュ、恋する(?)ハプニング~

今回はモロッコの街並みの魅力をお伝えします。モロッコの各都市の旧市街と新市街はずいぶんと顔色が違います。旧市街は、ザ・モロッコ!イスラム文化を味わえますし、新市街は意外や意外(?)道路も広い都会です。

目次

モロッコの観光どころ! ③旧市街スーク

モロッコといえば、迷路のように細い路地が入り組みいたるところに商店や住居が立ち並ぶ旧市街スークでしょう。有名な観光地のスークはガイドブックに地図がありますがそれでも迷路に入ってしまったかのように行ったりきたり。

量り売りの食品や衣料品生活用品、シシカバブを売るお店など、スークにここ狭しと立ち並ぶ商店を覗きながら歩き回るのが、現地の人の生活のにおいを感じることが出来る旅の楽しみ。

スークが有名な街と言えば世界遺産にも登録されている古都「フェズ」。まさに迷宮都市ともいえる旧市街は迷路さながら。ぎっしりと立ち並ぶ商店だけではなく、鮮やかなモザイクタイル張りの水飲み場や、歴史的な美しいイスラム建築物、モスクやがあります。

人々の活気ある生きざまと歴史が融合した旧市街を歩いているだけでモロッコに来た楽しみを味わうことが出来ます!

モロッコの観光どころ! ④マラケシュ、魅惑のフナ広場

モロッコの中央に位置するマラケシュは人気の観光スポット。旧市街は世界遺産にも登録されとりますがその中心あるのが、「ジャマ・エル・フナ広場」。100以上の屋台が立ち並び、昼夜活気が絶えません。

私が訪れた当時は、大道芸人が屋台通りの間に何人も並び、その周りを現物客が取り囲んでおりました。火を噴く男、ヘビ使いなど人だかりになっています。

マラケシュで子供の物乞いにボールペンを差し出すと…

当時、子供たちが物乞いをしてくるのでボールペンを日本で買っておいてあげると良い、という情報をどこかで得たので、10本100円の安いボールペンを用意していきました。

フナ広場近くを歩いていると来たではありませんか、何やら手を差し伸べながら後をくっついてくる子供が!ここぞとばかりにボールペンを差し出してみました。すると、ボールペンなんていくらでも手に入ると言わんばかりに子供は嫌な顔をして受け取りませんでした・・・^^;

以降このボールペンをモロッコで出すことはなく日本にそのまま持って帰りタンスの肥やしとなっていました。やっぱりお金が欲しいんですよね。

観光客が多く集まるところには、観光客を相手に悪さをたくらむ者が多いのも事実。マラケシュはしつこい客引きや頼んでもいないのにガイドをしてお金を要求する人、恋愛詐欺のようなハプニングも多くあります。

以下は恥ずかしく情けない恋愛詐欺の実体験をお伝えします。

モロッコでのハプニング ⓵恋愛詐欺?フナ広場で現れた偽ポリス

フナ広場で大道芸人の見物していると、男性にポリスの身分証を提示されながら話しかけられました。物騒な感じではなくフランクで、軽く流しつつ話していました。

大道芸が一息つくと、そのポリスが「あっちに大きな公園があり案内する」と言いました。ポリスと聞いて警戒心も薄らいでいたので少しならOKと散歩しました。

だんだん夜に差し掛かってきたので遅くならないうちに帰ろうは思っていました。その日は大変美しい月夜で、マラケシュのシンボルであるモスクの塔に月が差し掛かりなんとも魅惑的な情景でした。

だんだん暗くなり人けが少なくなってくるとポリスが手をつないできて「君の事が好きだ」と言い始めます。こりゃマズイと思いましたが公園に到着してしまいました。

人は誰もいません。空を見上げながら「アラーの神に誓って君を愛する、この美しい月夜に誓って…」と言い出し、キスをしてきたのでした。

今晩一緒にいようと言い出すので大慌てで「もう宿に帰るから!!」と言っても、道がわからない。怒らせたりはしないように気をつけながら、なんとかフナ広場に戻ってもらい、そこから大急ぎで宿に逃げ帰りました。

途中、彼の仲間も追ってきたので焦りました。命を狙れなかったこと、公園で襲われなかったことだけは本当に良かったと思います。

まとめ

ポリスと言われて信じてしまうなんて本当に情けないと反省しました。しかも奥手だった私はファーストキッスの体験がなかったので、この偽ポリスにファーストキッスを奪われてしまったのです。今となっては笑い話ですが…。

日本人はNOをはっきり言えないので騙されやすいとも聞きます。恋愛に持ち込んで金品を要求してくるようになるといった手もあるようです。

ちなみにこの偽ポリス超美形でした!皆さんはどうぞお気を付け下さいね。

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